休憩設定による残業時間集計の違い

ジンジャーの休憩設定では「スケジュール休憩」と「自動休憩」の2つがあります。

設定箇所：従業員設定＞従業員一覧＞対象従業員の[編集]＞休憩設定

休憩設定により残業時間の発生箇所が異なりますので、紹介します。

以下の設定の場合、どのように集計されるかを設定ごとに紹介します。

テーブルを直接インポートすることはできません。こちらのテーブルの画像を挿入してください。

スケジュール休憩の場合
 自動休憩の場合

スケジュール休憩設定の場合、スケジュールの時間をもとに集計が行われます。

その結果、以下のような集計となります。
※法定内残業時間の計上方法が「時間でみる」の場合です。

テーブルを直接インポートすることはできません。こちらのテーブルの画像を挿入してください。

計算の詳細は以下のとおりです。

スケジュール外の労働時間については法定内残業時間として計算をします。

スケジュールの時間とスケジュール内の実績で普通労働時間が8時間計上されています。
法定内残業時間と法定外残業時間の重複計上を避けるため、
始業前と終業後の労働時間は法定外残業時間となります。

自動休憩設定の場合は、
① 実績に則って集計
② 設定されている優先控除項目の順番に則って休憩時間を控除
③ ②で休憩時間を控除した後に法定外残業時間だった時間を再計算
という順に集計を行ないます。

その結果、以下のような集計結果となります。
※優先控除項目が法定内残業時間＞普通労働時間＞深夜労働時間・・・となっている場合

テーブルを直接インポートすることはできません。こちらのテーブルの画像を挿入してください。

計算の詳細は以下の通りです。

8:00-19:00の勤務時間を休憩時間などを考慮せずにまずは集計をします。

法定内残業時間＞普通労働時間＞深夜労働時間・・・という優先順になっているため、
優先順位の高い普通労働時間から1時間休憩時間が引かれます。

普通労働時間から1時間引いたあとに再度計算し、以下のようになります。